大台ヶ原 千石グラ サマーコレクション
          (ソロの試み)

2002年8月23日
小倉


 このル―トは、6月末に―度登りに行きました、そのときは、前日に雨が降って壁がびしょ濡れで1ピッチ登っただけで諦めて下降しました。 その経験から登る日を含めて3日間の晴れが必要なことが分かり、チャンスが来るのを待っていました。そしてこの日の登攀になった訳です。
 当日は、曇でひょっとしたら雨が降るかもしれないという予報でしたが思い切りました。1ピッチ目は、5.5でノーザイルで、その後3ピッチ、10台が続きます。私の実力ではとても歯がたたずA0の連続でした。核心部が終わって、5.8ぐらいのピッチが続くのですが、なかなかのもので、あなどれません。途中フレークを掴んでトラバース10mがあります。足下200m、シオカラ谷までスッパリ切れ落ちています。そして、どう見てもリッジ通しに登ったら楽なのに、スッパリ切れ落ちた壁にペツルが打ってあります。遊び心たっぷりです。ラスト2ピッチで小雨が降り出しました。終了と同時に日が暮れました。ガスも出てきました。駐車場への道が良く分からず、とにかく右側にシオカラ谷の沢音が聞こえるように歩きました。歩き始めに林業小屋の朽ち果てた跡を通りましたが、1時間ほど歩き回ったところ、先ほどの建物の朽ち果てた跡に出会いました。正にリングワンデルグを体験しました。それから1時間程、歩き回って、やっと駐車場に帰れました。通常40分程の道のりなのに、一時はビバ―クも覚悟しました。
 アプロ―チに1時間、ル―トに12時間、帰るのに2時間、トータル15時間行動でほとほと疲れました。
 今回の登攀システムは、9×50のザイルを2本使い、2本とも末端を固定して1本にソロイストを使い、もう1本はバックアップ用で、ビレ一点3ピン分の長さを伸ばして、エイト結びでハーネスに固定します。いっぱいになれば、また適当な長さを伸ばし、ハーネスに固定します。1ピッチ登れば懸垂して、荷物を担いで、ユマールで登ります。これの繰り返しです。

★ソロイストはザイルを手で繰り出さずとも登るにしたがってザイルは流れて行きます。ただ、足を下にして墜落した場合は止まりますが、逆さまに落ちたら止まりません。

新田辺(職場)0:40− 大台駐車場4:40/5:45−
サマコレ取り付き6:45/55− 終了18:40/50−
大台駐車場20:50− あやめ池(自宅)23:30


(小倉)